女子プロレスラー長与千種(53)が20日、北海道・札幌市内で夫婦げんかを仲裁しようとして暴行被害を受けた騒動について、「訴える気持ちも全くない」とコメントした。

長与は20日、自身のツイッターにアップした動画で「大変にご心配をお掛けして本当に申し訳ございませんでした」と騒動を謝罪。左手小指に包帯をした姿を見せたが、これから病院で再度検査を受けると報告し「大丈夫です。傷は治ります」と笑顔で語った。

長与は19日午前3時10分ごろ、札幌市内の立体駐車場で、男女のけんかを止めようとして仲裁に入ったところ、男から暴行を受けたが「夫婦だとわからなかった。ただ女性の悲鳴で、『助けなきゃ』っていう気持ちだけでいってしまいました」と状況を明かした。

その後、男とも話し、その言い分も「わからないではない」と理解を示した長与。「夫婦だからこそ仲良くしてほしいし、けんかもあるけど、やはり女の方が弱い立場なので、やっぱり暴力ではなく守ってあげるという形でしてほしい」との思いを語った。

また、「もう1回、札幌に行くときに、会いに行こうと思います。きっと仲良くなれるかもしれません。なぜならちゃんと彼の気持ちもわかりましたから。訴える気持ちも全くないですし、お互いに勉強したねっていう気持ちです」と、相手と和解する意向を示し、「本当に皆さん、ご心配掛けてすみませんでした。がんばります。病院に行ってきます」と結んだ。