NHKは27日、大みそかの「第69回NHK紅白歌合戦」(午後7時15分開始)の曲順を発表した。

特別企画で、紅組でも白組でもない形で出場するサザンオールスターズが平成最後の紅白の最終歌唱者として究極の大トリを務める。サザンはデビュー曲「勝手にシンドバッド」と90年発表の「希望の轍」の2曲を披露する。

サザンオールスターズはバンドとして79、82、83年に白組で出場、14年にも特別企画枠で歌っている。今回は5回目の紅白となり、83年以来、35年ぶりに会場となる東京・渋谷のNHKホールのステージに立つ。

サザンは今年6月にデビュー40周年を迎えた。8月に企画アルバム「海のOh,Yeah!!(オヤー)」を発表し、売り上げ55万枚を超える大ヒットを記録している。

また、紅組または白組に属する出場歌手のトリを白組の嵐が務め、「嵐×紅白スペシャルメドレー」を歌唱。平成最後の紅白らしく、代表曲などを含めたメドレーになるとみられる。

嵐の前に歌唱する紅組のトリを石川さゆり(60)が務め、「天城越え」を歌唱。世界的ギタリスト布袋寅泰(56)とコラボレーションする。三味線などの邦楽器30人と布袋のギターが和洋折衷のセッションとなる。

一方、トップバッターは白組の三代目 J Soul Brothersが「R.Y.U.S.E.I.」を歌唱。続いて紅組のトップバッター坂本冬美が「夜桜お七」を歌う。