3年連続出場の欅坂46は、1期生の16人がリハーサルに出席した。センター平手友梨奈(17)は不在で、大みそかの本番も欠席することとなった。今月21日に、腰部打撲や左仙腸関節捻挫による仙腸関節不安定症などにより、ダンスパフォーマンスを伴う一部の活動休止を発表していた。

キャプテン菅井友香(23)の号令で「欅坂46です。よろしくお願いいたします」とあいさつ。グループ初のミリオンセールスとなった楽曲「ガラスを割れ!」を披露した。平手に代わるセンターポジションは、パフォーマンス力のある小林由依(19)が務め、鬼気迫るダンスを見せた。

平手が大みそかも欠席するのかと聞かれ、菅井は「そうですね」と答えた。「今、けがをしているので、その治療に専念してもらって、私たちも心配なんですけど、いち早く一緒にパフォーマンスできる日を楽しみにしています。残りのメンバーで精いっぱい欅坂を守って、今できるベストを尽くしたいです」と話した。

センターの重責を担う小林は「私だけじゃなくて、メンバーと一緒に、平手の分まで頑張りたいなと思います」と意気込んだ。プレッシャーはないか聞かれると、「ずっと平手がやってきたので、自分で大丈夫かな、っていう気持ちもあるんですけど、みんなと一緒に精いっぱい練習して、本番でいいパフォーマンスができたらいいなと思います」と答えた。

小林のパフォーマンスについて、土生瑞穂(21)は「ゆいぽん(小林)は、普段からすごくダンスも上手で、レッスンの時から見入ってしまうくらいなので、本番もすごく楽しみにしています」と笑顔を見せた。

今年は、平手の負傷や、デビュー以来初の卒業生が出るなど、動きの多かった1年だった。菅井は「今年結構いろんなことがある中で、みんなでピンチを切り抜けてきて、1人1人が成長できた年だと思うので、その成果が出せるように、自信を持ってパフォーマンスしていきたいです」と振り返り、「小林に1人で背負わせるのではなくて、みんなで欅坂の一員としてパフォーマンスを皆さんにお届けして、2019年も頑張れる力になれるようなステージにできたらいいなと思います」と意気込んだ。

平手は21日の一部活動休止発表以降、テレビ朝日系「Mステースーパーライブ」など、ダンスパフォーマンスを伴う歌番組を欠席していた。同番組などで欅坂46が「アンビバレント」を披露する際は、平手の代わりに鈴本美愉(21)や土生がセンターを務めていた。