人気キャラクター「ドラえもん」と「のび太」が18日、大阪・なんばグランド花月で吉本新喜劇に飛び入り出演した。女座長・酒井藍(32)と初共演した。ドラえもんが登場すると、「え~」と驚きの声とともに大歓声が上がった。

ドラえもんは推定体重100キロ超えの酒井に「この人、ドラミちゃんよりず~と丸いよ」と突っ込むと、のび太は「ほんとだ~」と相づち。酒井は「オイ!」と一声かけ、右手でドラえもんの頭をポカリ。吉田裕(39)が「どついたらアカンやん」と制止すると、笑いが起こった。

最新作「映画ドラえもん のび太の月面探査記」が3月1日に公開予定。吉本新喜劇も3月1日に60周年を迎え、酒井は同映画で声優として出演する。カグヤ星で暮らす「カイア」という女性役だ。

ドラえもんは新喜劇の舞台で同映画をPR。「僕たちは今回の映画で『月』に冒険に行ったんだけど、今日はなんとなんばグランド花“月”の舞台に立てました。吉本新喜劇に出ることができて、ホンマ、夢みたいやわ!」とコメント。 終演後、酒井は「毎回、出てほしいわ」とラブコール。ひみつ道具を1つだけもらえるとしたらの質問には「スモールライトで池乃めだか師匠を大きくしてほしい」とビッグライトと勘違いに肩をすくめ「めだか師匠をあれ以上、小さくしたら見えなくなる」と笑わせた。それでもビッグライトを使って「1度でいいから、めだか師匠を見上げてみたい」と話した。

声優初挑戦となる酒井は「吉本新喜劇よりも緊張した」と振り返った。