安藤サクラ(33)が「万引き家族」で最優秀主演女優賞を受賞した。

17年に俳優柄本佑(32)との間に第1子を出産し、子育てと女優業を両立してきた安藤。受賞スピーチでは、子育てで女優の両立の厳しさなどを涙で語った。

「今日、会場にいながら、子育てをしながら、どう作品にかかわる時間をつくればいいか分からなくて…」と話し始めた安藤。

子育ても映画の現場も、24時間全力で取り組む場だとし「どうバランスを取ったらいいか分からなくて。今日ずっと、授賞式が始まってから、あいまいな気持ちでいる自分が嫌だった。でも必ず、自分の中で決着をつけて、映画の時間に携われるように自分を整えて、映画の世界にまた戻ってきたいと思います」と、前向きに語った。