日本テレビ系「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(日曜午後10時30分)が、10日に最終回を迎える。

生徒の死亡をめぐる犯人捜しや意外性のある展開と、A組教師の柊一颯を演じる菅田将暉(26)の迫真の演技で、回を追うごとに視聴率も上昇中。SNS上では、柊の生徒に対するコメントも「名言」が多いと評判だ。その一部を振り返った。

▼「レッツ・シンク(Let’s think)」=全話。

▼「今から、皆さんには人質になってもらいます」=第1話。

▼「悪意にまみれたナイフで、汚れなき弱者を傷つけないように、変わるんだよ!変わってくれ!!」=第1話で中尾(三船海斗)に。

▼「オレは、お前の教師だからだ。お前を正しい道に、導く義務がある」=第2話で反発した宇佐美(川栄李奈)に。

▼「自分が味わった負の感情を跳ね返して、明日を生きる活力に変えたんだ」=第3話で生徒に、郡司刑事(椎名桔平)の生き様を説く。

▼「明日と戦え。あらがえ。もがいてつかめ。生きているお前には、それができるんだよ」=第4話で甲斐(片寄涼太)に。

▼「お前は間違ってない。みんなみっともないんだよ。でも、それでいい。それがいい。恥を繰り返して、強くなるんだよ。ていうか、恥もかかずに、強くなれると思うな」=第5話で諏訪(今田美桜)に。

▼「お前の言葉ひとつで、簡単に命を奪えるってことを忘れるな」=第6話で水越(福原遥)に。

▼「3歩先しか見えてない彼らに、長いレールを敷いてやる。未来を信じて、行き先を案じて、どの道を歩めば、それが彼らにとっての最善なのかを考える。寄り添って、寄り添って、一緒に答えを探す。それが教師の努めだろう」=第7話で武智(田辺誠一)に。

▼「届いてたんだなあ。ひとりひとりが、目の前にある問題と、どう向き合うべきか。想像力を働かせて、いろんな可能性を鑑みる。自分だったらどうするか、相手が自分だったらどうすべきかを考えて、それぞれの思いをぶつけあう。俺の伝えたかったことが、ちゃんと、届いてるんだよな」=第8話で、問題を自分たちで解決しようとする生徒に涙。

▼「ナイフを刺せば、血が出る。痛みも伴う。場合によっては、命も奪える。当たり前のことだ。でも今の社会は、こんな当たり前のことに気が付かないくらい、せわしく周り続けている」=第9話で、自らの手をナイフで刺して生徒に説く。