10日に放送された菅田将暉(26)が主演する日本テレビ系連続ドラマ「3年A組-今から皆さん、人質です-」(日曜午後10時30分)の最終回視聴率が、15・4%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)で、今作最高値を更新すると同時に、15年4月から始まった日曜10時半の枠の最終回では最高値だったことが11日、分かった。これまでの同枠の最終回最高値は「デスノート」の14・1%だった。

第1話は10・2%、第2話は10・6%、第3話は11・0%、第4話は9・3%、第5話は10・4%、第6話は11・7%、第7話は11・9%、第8話は12・0%、第9話は12・9%。全話平均は11・5%だった。

最終回では、A組生徒の景山澪奈(上白石萌歌)が死亡する原因となった、意外な真犯人と真相が明かされた。現代社会に警鐘を鳴らす内容であると同時に、波紋も呼びそうな結末だったが、SNS上はおおむね好意的な反応だった。

全話にわたった菅田の迫真の演技は、最終回も変わらなかった。10分以上にわたり、カメラへの主観目線で「それだよ、それ。そのお前の自覚のない悪意が、景山澪奈を殺したんだよ。つまんねえ生き方してんじゃねえぞ。見苦しいんだよ」などと、ド迫力のせりふ回しを展開。SNS上では、「心臓がぶっ壊れそう」「菅田将暉は本物」「冷めた世界への菅田将暉の本心なのでは」など、演技を絶賛する声が相次いだ。