タレント武井壮(45)が14日、文化放送の特別番組「武井壮のガッとしてビターン!」に出演し、引退したイチローのすごさについて語った。

武井はイチローについて「他の選手と攻め方のレベルが違う」といい、各球団のエース投手から聞いたというエピソードを紹介。話によると、イチローはストライクゾーンがボール1個分四角形に広いといい「そこまでは全部ヒットにできるんだって。1個外したやつもほぼ打たれる」。イチローのタイミングを乱すため、投手はあらゆる策を講じるが「完璧に抑え込める球を投げ込んだのに、完璧に打たれたりする。自分がしっかりきっちり攻めたつもりのやつは、ほぼほぼ打たれるんだって」と、その技術の高さについて語った。

また、武井はイチローを「引退した後も、全てのスポーツをやってる人だったり若い人だったりこれから夢を追いかける人たちに、何かメッセージを送れる世界のスーパースター」と表現し、「彼が今後一番得意な野球を離れて、プレーヤーとして離れるだけで、多分彼が野球を語るということはとてつもない価値を持った文化遺産だと思う」と、その存在感の大きさについて語った。

また、イチローとは同い年で「同世代のスーパースターが国民的スターになり、その姿に本当に刺激されたし嫉妬もした」とも話した。