テレビ朝日系「痛快!ビッグダディ」シリーズ出演で知られるタレントの美奈子(36)が、子どもが不登校になった経験を明かし、自身の子育て論をつづった。

美奈子は10日のブログで、自由を求めて学校に通わずユーチューバー「ゆたぼん」として活動する中村逞珂さん(10)の話題に触れ、自身の子どもが不登校になった当時を振り返った。

「うちの子が完全に不登校となったきっかけは 私がもう行かなくていい。と言ったことでした。子供と話してすごく辛い思いをしていることを知り 私も子供も色々方法を試みましたし、色々相談もしましたが状況を変えるのは難しかったです」という。

子どもは休みを繰り返しながらも学校へ通っていたが、限界に達し、家出をするまでに至ったことから、「もう学校行かなくていいよ」と伝えたという経緯を明かした。

学校へ通わなくなってから、家庭で幼い妹の世話をしたり、家事を手伝うなどしながら、すぐに明るさを取り戻したという。ただ、「元々の明るい我が子に戻り良かったなと思ったけど、今後将来のことが心配になりました。社会に出た時に集団生活ができた方がいいかな?とか この子の世界を狭くしてしまっているかな?とか 色々悩みました」と当時の苦悩をつづった。その後、子どもは転校し、学校生活を無事に送ることができたという。

「色んなお家それぞれのルールがあって子育て方法もあると思うけど 親はいつまでも生きているわけじゃない。いつか私たち親がいなくなったとしても子供が生きていけるように自立させなきゃいけないと考えて日々子育てしているつもりです。別に勉強がすっごい出来なくてもいい。ただ自分のやりたい事をするために勉強が必要だった場合 勉強が出来ないことで諦めなきゃいけないという後悔はしないように。と話してます」と美奈子。中村さんについて「まだ小学生で子供なのでまだまだ世界は狭い。大人がある程度道を作ってあげないといけないのかなとも思います。すごく堂々と発言できるし、賢い子だと思います。勉強だけではない色々なことを学べる場だから宿題をしたくないからという理由だけで行かないのはもったいないと思うな」と自身の考えをつづった。