9日放送のテレビ朝日系「ポツンと一軒家」(日曜午後7時58分)の平均視聴率が20・3%(関東地区)だったことが10日、ビデオリサーチの調べで分かった。日曜夜の激戦区で、初の20%超えを記録した。

5月5日の放送は17・7%、12日は17・7%、19日は19・8%、26日は19・0%、6月2日は19・2%を記録。6週連続で日曜午後8時台の人気番組、日本テレビ系「世界の果てまでイッテQ!」を上回った。また、6週連続で同時間帯トップに立った。ちなみに9日放送の「イッテQ!」は関東地区で15・0%。「ポツンと一軒家」は5・3ポイントと大きく差をつけた。

一方、9日同時間帯では、NHK「いだてん~東京オリムピック噺」の第22回が関東地区で6・7%と、大河ドラマ史上ワースト記録を更新。「ポツンと一軒家」旋風に食われた側面もありそうだ。

「ポツンと一軒家」は衛星写真だけを手がかりにその家を訪ね、そこに暮らす住人から人生観、暮らしぶりなどを掘り出していく番組。採用率1割の過酷ロケで得た映像を、MCの所ジョージ、パネリストの林修氏が紹介していく。