ジョニー・デップと、2016年に離婚した元妻アンバー・ハードのDV訴訟争いは、まだ続いているようだ。

ハードのDV告発に対し、名誉毀損で訴えているデップだが、米ニュースサイト「The Blast」が入手した法廷書類によると、2人は2015年、自宅で口論となり、ハードがデップを怒鳴りつけ、ウォッカのビンを2本投げつけた上、指にケガを負わせたという。

ハードはさらに、デップの右頬に火のついたタバコを押し付けたとされており、同サイトはデップのケガの写真も公開している。

ハードは2016年、デップとの15カ月間の結婚生活の末、DVを理由に離婚申請。デップはハードに対する暴力や虐待を否定しており、「彼女はキャリアPRのため、DV被害を捏造(ねつぞう)している」と主張。名誉毀損で5000万ドル(約55億円)の損害賠償を求める訴訟を起こしている。

一方、ハード側はこれに対し、デップは麻薬や酒の勢いで暴力を振るうことが多く、暴力や虐待行為について覚えてないと主張している。(ニューヨーク=鹿目直子)