女優深田恭子(36)主演のフジテレビ系連続ドラマ「ルパンの娘」(木曜午後10時)の1日放送の第4話の視聴率が5・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と2日、分かった。前回の8・2%より2・4ポイント、ダウンだった。

初回から8・4、7・4、8・2%だった。

代々泥棒一家の娘と代々警察一家の息子との決して許されない恋愛を描くラブコメディー。深田が演じるのは、泥棒一家「Lの一族」の娘で、盗みの才能を持つものの家業を継ぐことを拒み、図書館司書として働く三雲華。瀬戸康史(31)演じる華の恋人・桜庭和馬は、泥棒逮捕を専門とする警視庁捜査三課の刑事だった。原作は横関大氏の同名小説。

第4話で、華(深田恭子)は、和馬(瀬戸)の母、美佐子(マルシア)の信頼を得た。しかし、和馬から「Lの一族」逮捕の手柄を立てて捜査一課に入ることが華との結婚条件と聞いてしまい胸中の複雑さは拭えない。そんな折、和馬の父、典和(信太昌之)が見合い話を持って来た。相手は元警視総監の孫娘、橋元エミリ(岸井)。華を気に入った美佐子は反対するが、典和は見合いを断れば和馬の昇進はなくなり、捜査一課への異動も出来ないため、華との結婚も無くなると言う。

途方に暮れる和馬に美佐子は見合いをするよう勧める。見合いをしてエミリから断ってくれればよいと言う美佐子に、和馬は勇気づけられる。だが見合いの結果、和馬はエミリに気に入られてしまう。

華は円城寺輝(大貫勇輔)の協力で、和馬とエミリのデート現場へ潜入。円城寺が仕掛けた盗聴器で2人の会話を聞く華だが、聞こえて来たのは和馬からエミリへの愛の告白。実は、断片的な会話にすぎず、和馬はエミリとの結婚を断っていたのだが、華は誤解してしまう。

傷心の華が家に帰ると父の尊(渡部篤郎)たちが騒いでいる。ニュースで「Lの一族」の似顔絵が公開されていたのだ。泥棒コスチュームの華だが、本人と見比べた尊たちはこの似顔絵では分からないだろうと一安心。そんな尊たちの新たなターゲットは国際ロマンス詐欺師。この男が女性たちからだまし取った金で集めた金塊を奪い取ろうというものだった。