バイオリニストの高嶋ちさ子(50)が、亡き母から生前に言われた言葉について「私にはそれが生き甲斐になった」とし、母に対する批判をけん制した。

高嶋は15日、インスタグラムを更新。同日夜、放送されるフジテレビ系「直撃!シンソウ坂上」に出演することを告知し、番組内容に言及した。

番組では、高嶋の知られざる半生が明らかに。番組ホームページでは「母が高嶋に厳しく指導し、期待をかけた背景には、彼女の姉・未知子さんの存在があった。未知子さんはダウン症で、高嶋は物心がついた時に、母から未知子さんの面倒を見てもらうために高嶋を産んだと言われた。高嶋が地獄と感じるほどに母が厳しくバイオリンの指導をしたのは、未知子さんの面倒を見るために高嶋に自活してほしいという思いからだった」と紹介されている。

高嶋はこの番組内容について「どうせ苦情が来る前に言っておこう」とし、「母は私と太郎をダウン症の姉『みっちゃん』を支えるために産んだと言った件。そんな事言われて最悪だ!と言う方もいるでしょうが、私にはそれが生き甲斐になったし、おかげでここまでやってこれたから、母には感謝だし、そんな事言われて傷つくような子供じゃ二人ともなかったから、だから母も言ったんだと思う」と説明。「うちの家族に近い人は、なんの違和感も感じなく受け入れられる言葉だから、それぞれ家族によって育て方って違うよね。同じ事を言われて傷つく子もいるだろうし」とつづった。