女優杏(33)が4年ぶりに主演する日本テレビ系連続ドラマ「偽装不倫」(水曜午後10時)の4日放送の第9話の平均視聴率が、9・7%(関東地区)だったことが5日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話の平均視聴率は10・1%、第2話は11・2%、第3話は9・0%、第4話は9・8%、第5話は9・4%、第6話は9・3%、第7話は11・3%、第8話は10・9%だった。

杏演じる32歳の独身女性、濱鐘子が、婚活に別れを告げる旅行の機内で年下のイケメン伴野丈(宮沢氷魚)と出会い、思わず既婚と偽ったことから“偽装不倫”の恋に落ちるストーリー。鐘子の姉吉沢葉子を仲間由紀恵、その夫賢治を谷原章介、葉子と不倫関係になる年下の八神風太を瀬戸利樹が演じる。

第9話は、丈が鐘子に別れを告げ、脳腫瘍の手術のためスペインに旅立って2カ月後。吹っ切れない鐘子の前には、山梨のワイナリーの御曹司、藤堂(桐山漣)が現れる。鐘子は藤堂とデートすることになり、新しい恋が始まろうとしていた。

一方、葉子は賢治と一見円満だが、仮面夫婦生活をしていた。その矢先、美容院で風太と再会してしまう。風太の純粋な愛情に、葉子は再び心が揺れ動く。

鐘子は藤堂から告白される。その帰り、鐘子は灯里(MEGUMI)の店で働く恵梨香(夏子)と遭遇。丈が脳腫瘍だったことを知る。鐘子は灯里を訪ね、丈が鐘子のことを本気で好きになり、一緒にいるために脳の手術を受けたと知る。

鐘子は藤堂とのデートで、交際を断る。その時、灯里から、丈がスペインから帰国すると連絡が入る。鐘子は丈と会うが、丈は手術の後遺症で、鐘子の記憶を失ってしまっていた。葉子は賢治に離婚届を渡し、離婚を迫る。葉子は鐘子に、丈とイチから恋をするよう進言し、「幸せになろう」と話す、という内容だった。