動物好き著名人によるイベント「いぬねこなかまフェス2019」が23日、都内で開催され、浅田美代子(63)坂本美雨(39)鈴木杏(32)椿鬼奴(47)町田康氏(57)らが出演した。

20日からの動物愛護週間に先がけて行われる恒例イベントで、今年で6回目の開催。犬や猫との接し方や、動物を飼う時の正しい知識を広めている。

イベントはトークセッションとライブの2部制で行われた。ライブパートのトップバッターを務めた鬼奴は「(動物と)関係ない歌を2曲お届けしました。お客さんが温かくて、笑ってくれたのでうれしかったです」と笑みを浮かべた。

坂本は「動物たちのことを考えながら歌いました」。ジャズシンガーのakiko(42)は「楽しいだけじゃない、問題意識を芽生えさせてくれる。動物愛護は暗くなりがちだけど、笑顔で終われるイベントです」と振り返った。

同イベントを主催し、動物愛護活動を行う「ミグノン」の友森玲子代表は、千葉・東金の動物保護シェルターが台風15号の被害を受けたことを明かし「こんなことをやっている場合じゃなかったけれど、やってよかった。皆さんのパワーをもらえたし、仲間が集まって乗り越えていこうと体感できた」。イベントが6年目を迎え、輪の広がりも感じており「9月だから愛護週間だねと、少しずつ認知されてきて、考えてくれるようになってきたかな」と話した。

この日、鬼奴や大塚愛、大槻ケンヂらによるライブの他、糸井重里、浅田らによる動物愛護に関するトークセッションが行われた。