女優桜井日奈子(22)が20日、都内で「桜井日奈子カレンダー2020」(東京ニュース通信社)発売記念イベントに出席した。

桜井はカレンダーで、タンクトップ1枚でさくらんぼをほお張るなど、愛らしさから大人っぽいイメージまで幅広く披露。「2020年って東京オリンピック・パラリンピックがある歴史的な年。そういう年の記憶に残る時間を、私のカレンダーと共に、皆様の日常に寄り添えたらな、と思います」とアピールした。

バスケ部出身の桜井は、自身の来年の予定について「スポーツ大好きで、父とバスケのオリンピックの試合を見に行く約束をしている。楽しみで仕方ない」。チケットが当たったのか聞かれると、控えめにガッツポーズした。

球技つながりでラグビーの話題も。「今日、南アフリカ戦ですね!」とテンションを上げ「日本戦見てます。これまでラグビーは注目してこなかったですけど、日本全体で応援していて、そんなに詳しくなくても『日本ガンバレ』って一丸になれる。その雰囲気ってすごい。今日も勝って欲しいなと思います」とエールを送った。

アクティブで負けず嫌いな面も告白した。今夏にカレンダーを撮影した相模湖での思い出を振り返り、「レトロなゲームセンターがあって。『太鼓の達人』が大好きで、ロケを忘れて太鼓の達人をしてました。1人でゲームセンターにやりにいくほど好き。フルコンボでした」と笑わせると、今後やりたい演技についても、「ずっとアクションをやりたいと言い続けています。映像では実現していないので、実現するまで言い続けようと思ってます。今練習していて、自分は右の回し蹴りが得意だって気付いたので、右の回し蹴りを発揮できるアクションをやりたい。防犯的にも(襲われても)たぶんやっつけられます」と強さをアピールした。

今年に関しては「挑戦的な年だったと思います」と振り返った桜井。フジテレビ系の配信サービスFODで放送された主演ドラマ「ヤヌスの鏡」(月曜深夜1時25分)が、21日から地上波でスタート。間宮祥太朗とダブル主演の映画「殺さない彼と死なない彼女」も11月15日に公開と、主演作が続く。「初めて二重人格を演じたり、演じたことないネガティブで死にたがりな女の子を演じたり。今まで挑戦したことのない役が多かった」と、女優業の充実感もみせた。

来年23歳。桜井は「ちょっと前だと日奈子ちゃん、っていう感じで、自分でも若さを言い訳にできていた部分もあったけど、女の子というより女性として、しっかり責任持って行動していかないと」と自覚を見せつつ、大人になったと思う瞬間を聞かれると「愛想笑いがうまくなりました」。大人らしく気の利いた笑いで締めた。