女優川口春奈(24)が13日、NHKを通じ、麻薬取締法違反の罪で起訴され、6日に保釈された沢尻エリカ被告(33)の代役として出演する来年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」についてコメントを発表した。 川口は「時代劇は初挑戦で、帰蝶という役柄を大切に、大胆かつ丁寧に、そして芯のあるさまを全身全霊で演じさせていただいています。帰蝶は知れば知るほど奥が深く、激動の時代を生きた姿は皆様に共感していただけると思いますので、ぜひともご覧ください」とコメントした。

演じるのは、後に織田信長の正室となる斎藤道三の娘の帰蝶(濃姫)。準ヒロイン的な存在。

NHKの落合将チーフ・プロデューサーは「戦国の美濃で守護代の娘に生まれた姫の帰蝶は、気丈に生きていくことを運命づけられた役柄。川口さんの背筋の通った凜(りん)とした立ち姿は、まさに信長の妻として織田家を率いていく風格に満ち満ちていた。吸い込まれそうな大きな瞳は、どんな困難にも立ち向かうことのできる意志の強さを表現していただけると思った。時代劇初挑戦の彼女が演じる戦国の姫の美しさと気高さを、ぜひご期待いただきたい」と説明した。