みのもんた(75)が、今春に司会を降板する日本テレビ系バラエティー「秘密のケンミンSHOW」(木曜午後9時)が30日、降板発表後初めて放送された。みのは降板について言及しなかった。

みのは番組の冒頭で「さあお待たせいたしました、カミングアウトの時間です」と笑顔をみせながら、通常通り番組をスタート。その後もコメントは少なめで、主な進行は久本雅美に任せつつ、だんごの試食シーンでは「20~30本いっちゃうね」と食欲を示す場面も。HKT48村重杏奈の「みのしげ~」というツッコミには、満面の笑みを浮かべた。降板については最後まで触れることはなかった。

みのは、07年10月の同番組スタート以来、12年半に及び進行を務めてきた。読売テレビでは「ご本人のご意向もあり、後進に道を譲られ、ご勇退されることになりました」としている。リニューアル後は「秘密のケンミンSHOW 極(きわみ)」と題し、後任司会は爆笑問題の田中裕二(55)が担当。現在、みのとコンビを組んでいるタレント久本雅美(61)と2人で進行を務める。

◆みのもんた 本名・御法川法男(みのりかわ・のりお)。1944年(昭19)8月22日、東京都生まれ。立大卒業後、文化放送入社。「セイ!ヤング」などで人気アナとして活躍し79年退社。05年にはNHK紅白歌合戦で司会も務めた。水道メーター販売会社「ニッコク」の社長も務める。血液型A。