NHK連続テレビ小説「スカーレット」(月~土曜、午前8時)の25日に放送された第122回の平均視聴率が19・3%(関東地区)だったことが26日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第12回の22・4%。

物語は焼き物の里の滋賀・信楽を舞台に、女性陶芸家の草分けとなる主人公、川原喜美子の波乱の人生を描く。女優戸田恵梨香(31)が主演を務め、第2週以降に本格的な登場をした。初回は子役の川島夕空が喜美子を演じ、貧しい家庭の設定ながら明るく元気な雰囲気を醸し出している。

あらすじは、信作(林遣都)と百合子(福田麻由子)が店番をしていると、最初の客に出張帰りの敏春(本田大輔)がやって来た。敏春の「お見合い大作戦」の話から信作の過去の恋愛話になった。百合子がいろいろと質問をしても信作は「記憶にございません」。最後に自分のことをしても「記憶にございません」の返答に百合子は気分を損ねた。そこで敏春は場を和ませようと照子(大島優子)の話をはじめた。ずぼらな素顔を明かし始めた敏春。そこにたまたま店にやってきた照子。信作と百合子は、敏春を止めようとするが照子に気づかずに話し続けた。後ろでこっそりと聞いていた照子は徐々に顔をしかめていった、という内容だった。