大阪松竹座は8日、政府の緊急事態宣言を受け、18日から同劇場で上演予定だったOSK日本歌劇団「レビュー春のおどり」を6月上旬に延期すると発表した。

5月2～5日の東京・新橋演舞場公演は全日程中止となった。

トップスター桐生麻耶（きりゅう・あさや）が7月の「OSK　SUMMER　SPECIAL　2020」（京都・南座）をもって特別専科に移籍するため、トップとして最後の「春のおどり」となっている。

今公演は和洋2本立て。第1部は尾上菊之丞が構成・演出・振り付けを担当した「ツクヨミ～the　moon～」で、桐生は蘇我入鹿、伊達政宗、堀部安兵衛の3役を演じる。第2部はレビュー「Victoria！」。ローマ神話に登場する勝利の女神に基づいて作られる。