夫婦デュオ「ヒデとロザンナ」として活躍したロザンナ(69)と兄弟デュオ「狩人」の高道(60)が22日に、デュオ「タカ&ロザンナ」として「関係ない」でCDデビューすることが、14日までに分かった。

元もと顔見知りだったが、5年前から「タカ&ロザンナ」としてコンサートなどで共演。18年9月に発売したロザンナのデビュー50周年記念アルバムに高道が作詞作曲した「関係ない」を収録したことが縁で急接近した。

CDデビューについて、ロザンナは「新しいパートナーの高道と、今年(7月3日)に70歳を迎える私の新たなデビュー、新たなチャレンジです」と意欲満々。新パートナーについては、90年に47歳の若さで死去したヒデこと夫の出門英さんを引き合いに「ヒデが天国でヤキモチを焼きそうです」とジョークを交え、「ヒデちゃん、ごめんね。もう少し待ってて!(笑い)」とユーモアたっぷりにコメントした。

高道も「ロザンナさんと一緒に歌うようになって5年。相手が兄貴からロザンナに変わりました」と新デュオをアピール。現在、新型コロナウイルスが世界中で感染拡大していることに「今、世界はとても大変な時ですが、みんなで力を合わせ得て乗り越えましょう。冬は必ず春になります」と前向きなメッセージも寄せた。2人合わせて約130歳となる実力派デュオとして、新型コロナ禍で沈んだ世の中に明るい歌声を届けるつもりだ。

カップリング曲には吉幾三が作詞作曲した「Amore愛するひとよ」を収録する。