米俳優キアヌ・リーブス(55)が、オンラインデートの権利をオークションに出品して話題になっている。

大スターでありながらも庶民的で公園のベンチで一人でランチを食べる姿が目撃されるなどプライベートが謎に包まれているリーブスが出品したのは、7月6日の週にZoomで15分間1対1でバーチャルデートを楽しめる権利。小児がんと闘う子供たちとその家族を支援する慈善団体キャンプ・レインボー・ゴールドへの寄付が目的で、入札の締め切りは米国の山岳部時間で今月22日午後12時まで。競売サイトが設定した市場価値1万ドルを超えて17日現在1万6700ドルの値が付いている。リーブスは妹が白血病を患っていることなどから、以前からこの団体に寄付を行うなど支援をしており、今回の夢のようなオンラインデート企画が実現したようだ。

リーブスは新型コロナウイルス感染拡大の影響で中断されていた大ヒットSF映画「マトリックス」シリーズの18年ぶりの新作となる「マトリックス4」の撮影に来月にも復帰すると伝えられている他、「ビルとテッド」シリーズ最新作「ブル&テッド・フェイス・ザ・ミュージック」が8月14日に全米公開を控えている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)