日本音楽事業協会が、肖像権やパブリシティー権の啓発キャンペーンの一環として、バーチャルアイドルグループ「Portraits(ポートレイツ)」をプロデュースすることが29日、分かった。

同グループは、りゅうせー氏がイラストを担当した男性キャラクター4人組。デビュー曲「アフタースクールフィーバー」では、肖像権やパブリシティー権の侵害に加担してしまうことへの暗示などを表現し、初音ミクをボーカロイドとして起用した。同キャンペーンでは、スマートフォンの所持率が上がる中学生に向けて、ポートレイツの教材ポスターを全国約1万校の全中学校に配布するなど、ネット上での肖像権やパブリシティー権の侵害抑制を図っていく。