8日にフジテレビ系「でんじろうのTHE実験」のロケで背骨の圧迫骨折と右手首捻挫で全治3カ月の重傷を負ったお笑いコンビ、トレンディエンジェルの斎藤司(41)が10日夜、埼玉・久喜総合文化会館で「よしもとお笑いライブ~満天秋晴れ大笑い~in久喜2020」に出演した。

トリ前に相方のたかし(34)とステージに登場した斎藤は「ちょっとお辞儀できない」と言いながらも「お兄さん、トレンディーだね」という決めポーズをぎこちなく決めた。

いつものように頭髪ネタで爆笑を取って、「不安なんですよ」と言いながらもイントロクイズで瑛人の「香水」を「薄い」とボケて「芸歴16年。誰だと思ってんだ、斎藤さんだぞ!」とセクシーボイスでささやいて、腰をかばって反らさずにジャケットの両襟を持って広げて拍手を浴びた。そして「漫才は忘れない、けがをしても。あんまり激しい動きをさせるなよ」と話した。

これに先立ち、この日午前11時からは、文化放送「トレンディエンジェルのPePePeラジオ」の生放送に出演。「痛み止めとかも飲んでるし、ピッと背筋を張っていれば大丈夫。でも、くしゃみは恐ろしいですね」と説明した。

8日に群馬県みなかみ町のロケで行われた「エアバッグをお尻で爆発させたら宙に浮く事はできるのか?」という実験で、斎藤は1メートル以上も浮かび上がり、右手から落下して身体を強打した。9日にMRI精密検査を受けて、コルセットなどで固定すれば日常生活には支障がないと診断されていた。