演歌歌手の永井裕子(39)が18日、地元の佐賀県内で、「永井裕子20周年記念コンサート」を行った。

白地に赤と黒の鮮やかな振り袖で登場。「大勢のお客様を前にステージで歌わせていただくのは8カ月ぶりです。その舞台がふるさと佐賀というのは本当にありがたい。感無量です」と涙を交えながらあいさつすると、温かい大歓声で迎えられた。

20周年を迎えた感想を「長かったような、あっという間だったような20年」とし、「故郷を離れてホームシックになることもあったけれど、周りの方々に支えて頂いてここまで来ることが出来ました」と涙で言葉を詰まらせながら万感の思いを語った。

全11曲を締めくくったのは、今年5月に発売した新曲「そして…女」。同曲は「そして…」シリーズ3部作の集大成となる20周年記念曲。「この曲は、私も含めて全ての女性の皆さまにとって主題歌になるような作品。ぜひご自身と重ねながら応援して頂けたらうれしいです」とアピールした。

今後は「少し大人の女性らしく落ち着きも意識しながら、持ち前の元気さは変わらずに走り続けていきたい」と話した。

同じく佐賀出身の西方裕之(59)岩本公水(45)がゲスト出演し、舞台に花を添えた。

同公演は新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、本来1回公演のところを2回公演とし、客席を50パーセントに制限して開催。さらに、検温やマスクの着用など徹底して行った。