脳腫瘍の摘出手術を受け、入院中のミュージシャン高橋幸宏(68)が、予定されていた治療の全行程が終了したことを報告した。

高橋は20日、ツイッターを更新し、「今日、一応予定していた治療全行程が、終了しました」と報告。「明日以降検査は残っていますが、先ずは皆さんの心からの応援、祈りに。病院の全ての先生方、看護師の皆さんはじめ、全ての医療従事者の皆さんに心から感謝します」とし、「今後も、また新たな治療も乗り越えて、新幸宏になって戻ると決意しました」と、復帰への意気込みをつづった。

続くツイートでも「ここまで来られたのは、本当に皆さんの祈りが力になった事は間違いないです。勿論、音楽!に限らず近しい全ての仲間の応援に感謝します。もちろん家人、親族、家族に。教授、毎日、毎日NYからありがとう,,,」と、ファンや家族、「教授」の愛称で知られる坂本龍一をはじめとする音楽仲間らに感謝の言葉をつづった。

高橋は8月13日に患部摘出手術を行っていたことを所属事務所を通じて同31日に発表。「手術後は幸いにも後遺症はなく、今後は体力気力をつけて、じっくりしっかりと治療に専念し、できるだけ早い時期に皆さんの前に立てるよう努めていきたいと思っています」とコメントしていた。