沢口靖子主演のテレビ朝日系ドラマ「科捜研の女」(木曜午後8時)の29日第2話の平均視聴率が11・1%(関東地区)だったことが30日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は10・7%だった。

京都府警科学捜査研究所、通称・科捜研の法医研究員・榊マリコが専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描く人気シリーズ。20シーズン目に突入し、現行連ドラとして最多シリーズ記録を更新した。

廃虚に置かれた棺(ひつぎ)の中から、悪魔のコスプレをした男の遺体が見つかった。榊マリコ(沢口)ら科捜研メンバーが臨場すると、棺にはハロウィーン用の電飾が施されており、遺体の肩にはおもちゃのおのが突き刺さっていた。ズボンのポケットからは、「普通の中年」と書かれたURL入りの名刺も1枚見つかった。

監察医の風丘早月(若村麻由美)の検視で、死因は感電死と判明。犯人は被害者を感電させた上で棺ごと廃虚に遺棄したものと思われ、現場近くの防犯カメラには棺を台車に載せて運ぶ謎の人物が映っていた。