7日に亡くなったコメディアンの小松政夫さん(享年78)の著書を原案としたNHKドラマ「植木等とのぼせもん」で、小松さん本人役を演じた俳優志尊淳(25)が11日、所属事務所を通じてコメントを発表した。

「突然の事で信じられません。寂しいです。何事にものぼせもんで、常に周りを笑顔にされてる小松さんが脳裏に焼き付いてます。いつお会いしても本当に楽しそうに貴重な話をしてくださいました」と思い出を振り返った。そして「小松政夫さんとして生きれた事、誇りに思います。本当にありがとうございました。天国で親父さんとゆっくりできてますように。また、また、また、またお会いしましょうね。さよなら。さよなら。さよなら。」と悼んだ。

同ドラマは、「スーダラ節」や「無責任男」で時代の寵児(ちょうじ)となった植木等と、付き人兼運転手として植木を支え続け、後に自身も大活躍する小松政夫の、師弟以上の強い絆で結ばれた2人の姿を描いたストーリーだった。

小松さんは、7日に肝細胞がんのため都内の病院で死去。業務提携している事務所によると、小松さんは昨年11月から闘病していたが、今年11月14日に入院。容体が急変し、亡くなったという。家族葬で11日に葬儀が執り行われたという。