本田翼(28)が主演する来年1月10日放送の日本テレビ系スペシャルドラマ「アプリで恋する20の条件」(午後10時30分)で、元テレビ東京アナウンサーの鷲見玲奈(30)が、女優デビューすることが20日、分かった。「今年の最後にこんなすてきな作品に参加できるということで、残っている力を全部注ぎ込みたいと思います!」と意気込んでいる。

マッチングアプリを介して6人の男女が織りなすラブコメディー。「ひるなかの流星」などを手がけた恋愛映画の名手・新城毅彦氏を監督に迎えた。本田、鷲見に加え、杉野遥亮(25)、山本舞香(23)、浜津隆之(39)、野村周平(27)が出演する。

鷲見が演じるのは派手めで美しいミステリアスな女性・三上咲子。思わせぶりな態度を取って相手を翻弄(ほんろう)する役どころだ。「初めてのドラマ出演で、こんな豪華なキャストの皆さんと、こんなすてきな役どころで出演させていただいていいものなのかと、最初は驚きと感激と…、そして“ちゃんと出来るのか”という不安な気持ちが押し寄せてきました」と思いを明かした。

主演の本田はイベント会社勤務でいつも“選ばれない人生”を送ってきた加瀬妙子役。「マッチングアプリを通して共通の趣味などをきっかけに出会う、このドラマはそうした今の“出会い方”を描いた現代的なラブストーリーです」と作品を紹介し、「2021年“キュン初め”は、ぜひこの『アプ恋』で!」と呼び掛けた。

本田の相手役・長谷川誠を杉野が務める。イケメンだが無愛想で口が悪いという役で「ある意味正直でとても不器用な魅力的な人だなと思います。僕には恋愛テクニックがあまりないので、監督と長谷川誠という役について一緒に考えることができたらうれしいです」。

マッチングアプリを活用する女子大生役を演じる山本は「強気だけど実はピュアな所がある子」と役柄を説明。「マッチングアプリをやっている人が周りには居ないので、いろいろと知れるいい機会だなと思います」と楽しみな様子を語った。

浜津は本田の上司役で、マッチングアプリで山本に出会って振り回される役を演じる。「共演する皆さんも初めましてなので、楽しんでやれたらいいなと思います。マッチングアプリは、何度かやったことはあるのですが、全くでした。いまだに1人です」と告白した。

マッチングアプリの達人で、本田にアプリを勧める役を演じる野村は「僕自身も僕の周りもマッチングアプリをやっている人はいないのですが、こういう職業をしていなかったら一度やってみたいなとは思います(笑い)」と興味を示しつつ「ドラマ全体として面白いキャラクターになればいいなと思います」と話している。