2021年の芸能界でブレークしたり、バズる「急上昇」候補は-。日刊スポーツが注目する新星たちを「2021年『急上昇!』」と題してお届けします。

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「自然体」。一見、そんな言葉がぴったりだが、その胸の奥には、女優としての飽くなき向上心が隠れている。女優長澤樹(15)。15歳とは思えない、大人びた表情から成される演技は、一度見た者の脳裏から離れない。

20年は雑誌の表紙、映画「破壊の日」「卵と彩子」をはじめ、「明治エッセルスーパーカップ」「パナソニックホームズ」など複数の企業CMにも出演した。「2020年は映画やドラマ、初めての舞台等…たくさんの経験をさせて頂いた感謝の年でした」と振り返った。

昨年12月31日から今年1月6日まで舞台「INSPIRE 陰陽師」に出演し、大沢たかおら数々の人気俳優との共演を果たしている。1月スタートのフジテレビ系連続ドラマ「青のSP-学校内警察・嶋田隆平-」にも出演が決まっており、映画「光を追いかけて」ではヒロイン岡本真希役を演じるなど、若手注目株。

「2021年は勉強の年にしたいと思っています。たくさんの作品を見て新しいことにも挑戦出来るようにしたいです。いろいろな方との出会いも大切にしたいと思っています」と抱負を語った。

◆長澤樹(ながさわ・いつき)2005年10日24日、静岡県生まれ。20年公開の「破壊の日」で映画初出演を果たす。今年公開予定の映画「光を追いかけて」でヒロインを務める。特技はクラシックバレエ、ピアノ、書道、フルート。趣味は映画観賞、読書。毛筆4段、硬筆3段の資格も有する。身長161センチ。

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