2020年に放送されたテレビドラマの中で、最も視聴率の高かった番組が、昨年9月27日に放送されたTBS系「半沢直樹」の32・7%(関東地区世帯)だったがことが4日、ビデオリサーチの調べで分かった。

全番組に限っても、「半沢直樹」を超えるのは大みそかに放送されたNHK紅白歌合戦のみ。昨年1月2、3日に日本テレビ系で放送された「第96回東京箱根間往復大学駅伝競走」を上回った。

13年に放送され、主人公の半沢直樹が銀行内の不正の数々を暴いて人気を得たシリーズの続編。子会社への出向を命じられる衝撃のラストで幕を閉じた前作に続き、出向先で奮闘する営業企画部長・半沢と銀行本店へ復帰し、営業第二部次長として活躍する半沢の姿が描かれた。

全10話で放送中にツイッターの世界トレンド1位を獲得し、視聴率20%の大台超えを達成するなど社会現象を巻き起こした。

また、撮影スケジュールが間に合わずに、昨年9月6日に異例の生放送で対応した「生放送!!半沢直樹の恩返し」も16位にランクインした。