米映画「羊たちの沈黙」(1991年)や「ハンニバル」(2001年)などで知られる俳優アンソニー・ホプキンス(83)が、米ロサンゼルスにあるハリウッド・プレスビティリアン・メディカルセンターで新型コロナウイルス感染症のワクチンを接種したことをSNSで公表した。

「サンキュー」とのコメントを添えてマスクにフェイスシールドを付けた姿でドライブスルーでワクチンを接種する様子を撮影した動画を公開。「トンネルの終わりに光がある(1年間の自主隔離生活の末に)」と希望もつづっている。

昨年12月31日に83歳の誕生日を迎えたホプキンスは、自宅で愛猫を膝にのせてピアノを弾く動画など自主隔離中の様子をSNSに投稿していた。

ロサンゼルスでは先月20日から65歳以上の高齢者を対象としたワクチンの優先接種が始まっており、アーノルド・シュワルツェネッガーやハリソン・フォードらも接種したことが伝えられている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)