タレント鈴木奈々(32)が先月21日、都内で“ナイトブラ”の発表会に出席した。その際見せた、鈴木の明るく元気な姿が印象的だった。

発表会が終了しフォトセッションの時間がやってくると、鈴木は、まずオフィシャルカメラから目線を送った。その後、多くの報道陣のカメラに向かって全力でポーズをとり始めた。

1人1人に、「だっちゅーの」と声を放ち、ポーズを変えながら目線を送っていく。汗だくになりながら、それぞれのカメラマンに「よろしくお願い致しまーす!」「どんなポーズがいいですか?」「こんな感じ?」「どお?」と声を掛けながらポーズをとっていた。

撮影中も「最近太っちゃったんだよね。本当に二の腕とか背中、やばくて」とスタッフらに嘆いては「大丈夫かな?」と何度も確認を取り笑わせていた。

イベント開始から終了まで1時間弱。最初から最後まで、まっすぐでパワフルで、テレビでみていた“まんま”の姿だった。

通常はイベント終了後、「○○さん、ありがとうございました!」と司会者が仕切り、タレントも「ありがとうございました」と一言あいさつして引き揚げていくのだが、鈴木の場合はそれも違った。

姿を消すまでの30秒間で11回、報道陣に向かって「ありがとうございました」と感謝の言葉を丁寧に述べていた。深々と頭を下げ、起き上がっては懸命に手を振る。

驚いたとともに、キャラではなく、これが彼女の“素”なのだな、と感じた。

鈴木は「バラエティー枠のライバルが多い」と話しつつ「もっと頑張らなきゃ、って思います。負けてます、私。もっと身体を張って、みんなに笑顔や勇気を与えられるようなバラエティータレントになりたい」と力強く話していた。

飛躍を誓った鈴木にさらに注目したいと思う。