TOKIO長瀬智也が主演のTBS系ドラマ「俺の家の話」(金曜午後10時)の第5話が19日、放送され、平均視聴率(関東地区世帯)が9・7%だったことが22日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は11・5%、第2話は9・7%、第3話は8・9%、第4話は8・2%だった。

長瀬は3月をもってジャニーズ事務所から退所して裏方に専念することを発表しており、退所前最後の連続ドラマだ。

同作は、長瀬演じるピークの過ぎたレスラー、観山寿一が、死期の迫った「能楽」の人間国宝である父親(西田敏行)のヘルパー(戸田恵梨香)と、家族を巻き込んで遺産相続を巡る激しいバトルを繰り広げる異色のホームドラマ。

第5話で、寿一(長瀬智也)と腹違いの兄弟であることが発覚した寿限無(桐谷健太)は、これまでの態度とは一変、遅めの反抗期を迎えていた。そして同じ頃、さくら(戸田恵梨香)は、スーパー世阿弥マシンの正体が寿一であることに確信めいたものを感じていた。

そんな中、寿一は寿三郎(西田敏行)との家族旅行の計画を立てていた。家族全員を参加させたい寿一は、卑屈になっている寿限無を連れ出し、無理矢理プロレスのリングに立たせた。そして、兄弟げんかと称し、寿限無のサンドバッグになる寿一。だが、2人を追いかけてきたさくらが、寿一にあることを告げた。