テレビ朝日系連続ドラマ「にじいろカルテ」(木曜午後9時)が第7話の放送を迎えます。秘密を抱えた女性ドクターと、へんてこな外科医、若き看護師の3人が織りなす医療ヒューマンドラマです。第7話のあらすじを紹介します。

 

「あと、どれくらいしたら、私は何も分からなくなるの?」。まだら認知症を抱える雪乃(安達祐実)は定期健診で突然、自分の年齢を答えることができなくなる。覚悟していた瞬間がまたやってきたと真空(高畑充希)は姿勢を正し、晴信(眞島秀和)から託されていたノートの記録を雪乃に説明する。症状が出始めてから何も思い出せなくなるまで約10日。その事実に不安そうに瞳を揺らしながらも平静を装う雪乃を、真空は気分転換のために「一緒に往診に行きませんか」と誘う。

朔(井浦新)太陽(北村匠海)とともに、にじいろ号に乗り込み、佐和子(水野久美)の家を訪れる真空と雪乃。そこで雪乃は、1枚の婚礼写真を見つける。実は虹ノ村には、古くから伝わる虹ノ洞穴の伝統的な婚礼があったが、今では、ウエディングドレスが人気で隣町の結婚式場で挙げることが多いと語る佐和子。雪乃もその1人だったというが、結婚式の記憶がない雪乃は顔を曇らせる。

そんな雪乃の心中を察した真空は、その夜、急きょにじいろ商店に村のみんなを集め、雪乃と晴信の結婚式を提案する。最初は戸惑う晴信だったが、愛する妻の願いをかなえたいと一念発起を決意する。

途絶えていた村の伝統行事の復活に、じじーず(泉谷しげる、モト冬樹、半海一晃)や佐和子を始め、当人より村人たちが大張り切り。しかし雪乃はうれしい気持ちの一方で、認知症の症状が進行していることに不安を抱く。タイムリミットはあと10日。雪乃と晴信は、婚礼の日を迎えることができるのか。