カンテレで26日に放送されたプロ野球開幕戦、ヤクルト-阪神の関西地区の世帯平均視聴率が午後5時20分から28分間は6・4%、午後6時9分から51分間は12・0%、午後7時から2時間は14・8%だったことが29日、ビデオリサーチの調べで分かった。

阪神のドラフト1位の佐藤輝明内野手(22)が先発出場し、注目された。試合は佐藤が2回無死一、三塁で先制の犠飛を放ち、プロ初打席初打点を記録するなど、阪神が勝利した。カンテレは、佐藤の一挙手一投足を追う「佐藤カメラ」の映像を流すなど“輝シフト”を敷いた。

瞬間最高視聴率は午後8時58分の19・0%。阪神ドラフト6位、中野拓夢内野手(24)が9回2死のプロ初打席で、プロ初安打を放ったシーンだった。

また、日本テレビ系で放送されたプロ野球開幕戦、巨人対DeNAの世帯平均視聴率は関東地区で8・8%、関西地区は5・2%だった。

新型コロナウイルスの影響で例年より2カ月以上遅い開幕となった昨年6月19日の巨人-阪神は関東地区が10・7%、関西地区が17・4%だった。(視聴率はビデオリサーチ日報調べ)