女優平手友梨奈(19)が14日、TBS緑山スタジオで、同局系日曜劇場「ドラゴン桜」(25日スタート、日曜午後9時)の制作発表会見に出席した。

週刊漫画誌「モーニング」(講談社)で連載中の三田紀房氏の「ドラゴン桜2」が原作。05年に放送された大ヒットドラマの15年後を描いた続編で、経営破綻寸前の龍海学園を再建するべく、阿部寛(56)や長澤まさみ(33)演じる弁護士が、個性的な生徒たちを東大現役合格へ導こうと奮闘する姿が描かれる。

平手は、全国トップレベルのバドミントン選手として活躍する少女、岩崎楓を演じる。何事にも全身全霊で取り組むが、期待に応えようとするがあまり大きな壁にぶち当たる役どころだ。「演じてみて楓という女の子はすごく真っすぐな女の子」と表現した。

ゴールデン帯の連続ドラマ初出演で、オリンピック出場経験のあるバドミントン選手からレッスンを受けている。「ハードだったり大変だったりはするんですけど、実際の先生がすごくすてきな先生で助かっている部分もたくさんあります」と充実感をにじませた。

平手の通う龍海学園の教頭役で出演する及川光博(51)は「てっちゃん(平手)、すごいんだから運動神経が。反射神経が。すごいよね」と絶賛し、「彼女自身がまじめというか真剣に取り組みすぎてケガしないように」と心配するほど。平手は「そんなそんな…」と謙遜するも、長澤は「私も朝みてきました。すごい運動神経いいんです!」と目を丸くした。

さらに阿部は「(平手が)落ちるシーンがあって、見事な落ち方でしたね。監督が『おーすごい!』と。そこから彼女に対する目が変わった」と平手についてのエピソードを明かした。

新垣結衣(32)ら前作の「東大クラス」の生徒は日本を代表する実力派俳優に成長した。今作の生徒役にも注目が集まる。