秋元康氏プロデュースの女性アイドルグループ「ラストアイドル」の長月翠(21)が2日、都内で行われた出演舞台「球詠(たまよみ)」(6月24~30日、東京・草月ホール)野球練習取材会に出席し、卒業への思いを語った。

先月31日に、7月いっぱいでグループ卒業を発表。発表後、初の公の場となったが「いつ(次のステップに)いこうか、タイミングは考えていました。21歳になったこのタイミングだと思いました」と思いを語った。

卒業後については未定というが、芸能界を引退する可能性もあるという。「あと2カ月あまりでやることが見つかるかもしれませんが、芸能界から離れるのが一番近い選択肢かもしれません。アイドルになるのが夢だったので、実際になれて、これ以上のことがあるのかと思っています」と明かした。美容分野に興味があるといい「まゆ毛とかまつげとかパーツなどで人をきれいにしてみたい」と願望も明かした。

女子野球を舞台にした物語で、捕手の山崎珠姫役を演じる。この日もキャッチャーミットを手にキャッチボールするなど、役作りの一環として野球の所作を学んだ。舞台では実際にボールは使用しない形となるが「1つのボールをイメージしています。全員気合が入っているので、どれだけそのボールを見せられるか、頑張ります」と本番に向けて意気込んでいた。