シンガー・ソングライターの小沢健二(53)が、記者会見を拒否した女子テニスの大坂なおみ(23=日清食品)への支持を英語で表明した理由を明かした。

小沢は2日、ツイッターを更新し、「大坂なおみさんの件、早い段階で英語で支持したのは、米国生活で『言うが正義』『鈍感は強さ』みたいな文化に(それが悪いとかではなく)、辛い時もあるから」と説明した。

また、「そして人前にいるって、きつい時もある」と、自身も同じく大衆やマスコミから注目される立場としての苦労をつづり、「『有名税だから耐えろ、金もらってんだろ?』と言う人は常にいるけど、まじですか、と思う」と、有名であるが故に苦痛を受けるなどの代償を支払うのは当然だとする一部の考え方に疑問を呈した。

小沢は5月31日に投稿した英文のツイートで、日本とヨーロッパの思潮や道徳的慣習などの違いについて私見を述べた上で、「私は@naomiosakaさんに拍手を送ります。個人的には」と、大坂の行動をたたえていた。