嵐の櫻井翔(39)と相葉雅紀(38)が21日、NHKの東京五輪スペシャルナビゲーターとして正式に活動開始することが23日、分かった。

この日、東京・渋谷の同局で行われた正籬聡放送総局長の定例会見で発表された。

櫻井は08年の北京から18年の平昌(ピョンチャン)まで、夏冬合わせて6大会連続を取材、相葉は16年から19年まで同局スポーツ番組「グッと!スポーツ」で司会を務めた。現在も不定期で「サンデースポーツ」に出演する。

正籬放送総局長は「取材経験豊富なおふたりに依頼することになりました」と起用理由を説明。2人は競技中継のスタジオや、当日の競技を振り返る「デイリーハイライト」、開会式当日の特別番組に出演予定という。

20年末の活動休止前は嵐5人がナビゲーターとされていたが、今回は2人の就任が発表された。担当者は「1年延期になってナビゲーターどうするのかと。関係各所と検討して、今回に関しては嵐の2人になった次第です」と説明。他の嵐メンバーの出演については「オリパラについては、2人にお願いする。お三方の出演予定はございません」と否定した。

「NHK2020ソング」として書き下ろされた楽曲「カイト」については「素晴らし楽曲なので、今年もNHKの放送サービスで使っていきたい。テーマ曲ではないが、今年のオリンピックで使っていきたい」と述べた。