新型コロナウイルス感染による肺炎のため、昨年3月に70歳で亡くなったザ・ドリフターズ志村けんさんの故郷、東京・東村山市で26日、志村さんの銅像の除幕式が行われた。

ドリフの盟友、高木ブー（88）も会場に駆けつけた。高木は「志村がよく夢枕に出てくるんですよ。これで志村とともにドリフターズの名前も残りますね」などと笑顔で話した。除幕式には志村さんの兄・知之さんや、同市の渡部尚市長らが参加。高木は銅像の前で、志村さんのギャグ「アイーン」のポーズを知之さんと並んで披露するなど、明るくしのんだ。関係者によると、高木は、志村さんのお別れの会もまだできていないことなどから、この日、自身が「行きたい」と熱望して除幕式を訪れたという。

銅像はクラウドファンディングで製作費を募集。2700万円を超える支援額が集まった。銅像は市に寄付される。