モデルで女優の鈴木ゆうか(24)が、20日にファースト写真集「ゆうペース」(玄光社)を発売する。

このほど、日刊スポーツのインタビューに応じ「全体を通して、鈴木ゆうかを満喫できると思います。出来栄えは、95点です! 未来のためを考えて5点引きましたが、ほぼ満点です!」とアピールした。

飾らない姿が近年、注目されている。初の写真集に「いつか出したいと思っていたので、すごいうれしかったです。モデルは写真を撮られることがお仕事なので、それを1冊にギュッと詰め込んだ写真集というのは、1つの目標でもありました」と、喜んだ。

東京出身で「東京を制覇するつもりで」と、伊豆大島、新島をロケ地に選び、3泊4日で撮影した。「『砂漠に行きたい』と言いました(笑い)。スタッフさんから『鳥取は砂丘で、本当の砂漠は伊豆大島にしかない』と言われ、行きました。ビルが多い都心から離れて、広い土地に行って、自然に触れたいという思いもありました」と話した。

話す速度もゆっくりで、マイペースな性格だ。「マイペース」の「マイ」を自分の名前に変換し「ゆうペース」と題名を付けた。撮影に向け、ジムに3カ月通い、メリハリのある身体を作り上げた。「前までは、ジムに行っても続かなかったんです…。でも今回は、パーソナルで見てもらう形で行きました。けっこう姿勢が良くなったと思いますし、やってよかったです! これからも通い続けます」と、ニッコリだ。

水着カットでも、ジムの成果が出ているといい「雑誌で水着企画もあったので、あんまり抵抗はなかったです。女性も好きな、ヘルシーな感じで撮っていただきました」と話した。

表紙には、ピンクのドレスを着た写真を選んだ。「大人たちはもう1枚の候補がいいって、だれも賛成してくれなかったんです(笑い)。でも『絶対これが良い』って言って、勝ち取りました。衣装も1番お気に入りで、目線外している写真もなかなか無いですし、未来を感じている顔なので、表紙に選びました」と明かした。

14年にスカウトされ、芸能界入り。同年、ファッション誌「non-no」(集英社)の専属モデルに就任し、小学5年からの夢だったモデルとして活動を始めた。今年で専属モデルとして、8年目になるが「運が良かったと思います。最初は憧れすぎて、自信もなかったんですけど、やっと最近、『ノンノモデルです』って胸を張れるようになりました」と、語った。

7月からは、日本テレビ系情報番組「ZIP!」(月~金午前5時50)内のコーナー「流行ニュースキテルネ!」のリポーターに就任した。モデル、女優業以外にも、活躍の場を広げている。

今後について「小学生の時から、桐谷美玲さんがすごく憧れの人です。マルチにご活躍されていて、本当に尊敬しています。美玲さんがいたから、ノンノを目指しました。1度お話しさせていただいたんですけど、緊張で記憶が一切ありません(笑い)。美玲さんのように、これからはより、マルチにいろいろな事に挑戦していきたいです。何もできなかった私に、全てを教えてくれたノンノの専属モデルは、10年目まで続けていきたいです!」と、意気込んだ。【佐藤勝亮】