9日に放送された女優波瑠(30)主演のフジテレビの連続ドラマ「ナイト・ドクター」(月曜午後9時)の第6話の世帯平均視聴率が10・2%(関東地区、ビデオリサーチ調)だったことが10日、分かった。

前回の10・4%より0・2ポイント、ダウンした。

初回から13・4%、10・6%、11・7%、12・4%、10・4%と推移している(いずれも世帯平均視聴率)。

働き方改革を目指す柏桜会グループが「あさひ海浜病院」に“365日24時間、どんな患者も断らない”医療を目指して、夜間勤務専門の救命医チーム「ナイト・ドクター」を立ち上げる。医師の朝倉美月(波瑠)は新たな就職先にナイト・ドクターを選ぶ。指導医の本郷亨(沢村一樹)の下、美月のほかに、深沢新(岸優太)、成瀬暁人(田中圭)、桜庭瞬(北村匠海)、高岡幸保(岡崎紗絵)が集まった。年齢も性格も価値観も全く異なる医師たちが、夜は命に、昼はそれぞれの人生に向き合いながら絆を紡いでいく青春群像医療ドラマ。

第6話で、工場の事故で複数の傷病者が出たとあさひ海浜病院にドクターカーの出動要請が入る。本郷(沢村)は美月(波瑠)、成瀬(田中)、深澤(岸)たちを現場に向かわせた。深澤が崩れた資材置場を見に行くと重傷を負った作業員がいる。

治療の自信がない深澤は美月を呼びに行き、処置を頼むことに。美月は作業員を助けるため資材の山を登るが、立ちくらみを起こして落下してしまった。しばらく意識を失った美月だが、深澤の呼びかけに目を覚まして作業員の処置を再開する。しかし、全ての傷病者の搬送を終えた時、美月の身体に再び異変が起こる。

本郷は成瀬と深澤に美月の事故原因を尋ねる。深澤は自分が傷病者の処置を任せきりにしたことを悔やみ、成瀬も美月を止めることが出来なかったと責任を感じていた。

美月が事故に遭ったことは病院内でも問題に。本郷は柏桜会グループ会長の桜庭麗子(真矢ミキ)、あさひ海浜病院長の八雲徳人(小野武彦)に全て自分の責任だと頭を下げた。