ロックバンドT-BOLANのドラム青木和義(54)が、27日をもって活動を休止すると公式サイトで発表した。コロナ禍が背景にあり、地元岐阜での家業を守るための「苦渋の判断」だったという。今後は岐阜に根付いた生活基盤設計に専念し、音楽やドラム演奏を楽しめる店の運営にも携わっていく意向。

青木の活動休止発表をうけ、ほかのメンバー、森友嵐士(ボーカル=55)五味孝氏(ギター=55)上野博文(ベース=56)が同サイトに連名でコメントを発表した。以下、全文(原文のまま)。

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コロナ禍、僕たちの日常には色んな変化がおきている。変化せざるをえないと言ったほうが正解なのかもしれない。それぞれが改めて自身の価値観を見つめ直す機会でもあり、そこには、想像もしなかったような新しい選択を迫られることもある。

大切にしたいこと

僕たちは今を生きてる

どんな今にも生きてる喜びを感じていたい

安心だったり、挑戦だったり、家族だったり、ルーツだったり、人生の中に守りたい大切なもの、それぞれにそれぞれの大切が存在する

たとえ、今、仲間と離れる事になったとしても、それは別れとは違う。互いを認め合える関係だからこそ、真逆な選択だとしてもそれぞれの価値観を尊重し、受け入れる事もできる。

どんなカタチであろうとも、四人でT-BOLANだという思いに変わりはない

僕たちは青木の選択を尊重して、また同じステージに四人で立つ日に向けて、今はただ青木を応援したいと思っています

ファンのみんなには心配をかけてしまうことになってしまったけど、どうか青木の未来を温かく見守ってもらえたらと願います。

離れていても繋がってる

 

T-BOLAN 森友嵐士 五味孝氏 上野博文