TBS系バラエティー「ぴったんこカン・カン」最終回が24日夜、放送された。司会の安住紳一郎アナウンサー(48)が「本当にありがとうございました」と号泣し、放送18年半の歴史に幕を引いた。

エンディングで安住アナは、涙を隠すように下を向きながら「本当にさみしい気持ちでいっぱいですけれども、また新しい挑戦をということで、私のわがままを今回は皆さんがきいてくださることになりました。皆さんの思いを胸に、日々頑張りたいと思っています。またどこかでお会いできる日を楽しみにしています」。

18年間番組をともにしたタレント久本雅美(63)に顔を向けると、みるみる顔をゆがめて涙。震える声で「本当にありがとうございました」と振り絞り、ハンカチで涙をふいた。最後は真っ赤な目で「金曜の夜はあなたとぴったんこ。またお目にかかります。ごきげんよう、さようなら」といつものあいさつで結んだ。

番組は03年4月にスタート。スペシャルゲストと安住アナのロケでの掛け合いが人気を集め、18年間で放送回数712回、1234人のゲストを迎えた。

3時間スペシャルの最終回では、安住アナと絶妙な掛け合いをみせてきた米倉涼子、男性ゲスト出演回数1位の香川照之、2位の大泉洋がロケで出演した。

放送前には、「本当に寂しい気持ちがいっぱいですが、また新しい挑戦をということで、私のわがままを今回は皆さんが聴いてくださることになりました。皆さんの思いを胸に日々頑張りたいと思っております。また、どこかでお会いできる日を楽しみにしております。本当にありがとうございました」とコメントしている。

安住アナは、10月スタートの朝の情報番組「THE TIME,」(月~金曜午前5時20分)のMCを務める。