NHK大阪放送局の角英夫局長が7日、同局で定例会見を行い、11月1日から始まるNHKの連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」のメインビジュアルを発表した。

大正時代末から令和までの約100年の時代を、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘の3世代の生き方を描く。朝ドラ史上初となる3人のヒロインが登場し、最初のヒロインを上白石萌音(23)、次いで深津絵里(48)、川栄李奈(26)が演じる。

メインビジュアルのアートディレクターは服部一成氏。3人のヒロインは「家族の木」をテーマに親子3世代の時を超えた家族写真をイメージしている。

同ドラマの第1週の完成版を視聴したという角局長は「世界観、ストーリーが魅力的。次の週をみるのが楽しみになる」と話し、上白石について「英語、音楽など得意分野を生かしながら、ちょっと控えめだけど、貫くものがある。周りの人たちに深い愛情を注いでいくというヒロインを見事に演じてらっしゃる。セットや衣装も相まって、当時の雰囲気に非常にマッチしていて、まるでその時代を本当に生きているような印象をもった」と絶賛した。