女優奥山かずさ(27)が16日、都内で写真集「月刊 奥山かずさ・想」(小学館)発売記念会見を開催した。

奥山にとって3冊目の写真集。自然豊かな奄美大島で撮影し「肩の力が抜けて、ありのままの奥山かずさが感じた感情を表現できた。テーマはありのまま、というか素の私です」と話した。「公民館の和室で撮った」という自然体の写真がお気に入りで、「東京では慌ただしい中で自分に与えられたキャラクターを演じていたような気がしていた。1人でいると、自分しかいないんだなと。何もないところで自分と対峙(たいじ)して、感情が出てしまった。思い出のカットです」と振り返った。

写真集撮影後には心機一転、伸ばし続けたロングヘアを約60センチカット。5年ぶりというショートカット姿をメディア初披露し、「役のためではなく、完全プライベートです」とさっぱりした表情で語った。奥山は「写真集で完全燃焼できた。これからまたステップアップしていくためのきっかけとして」と理由を明かし、生活については「めちゃくちゃ楽ですね。とにかく人生で使える時間が増えた気がします」と笑顔を見せた。

芸能界入りのきっかけとなった、16年「第1回ミス美しい20代コンテスト」出場当時以来の短さという。髪を切ったことで「自分らしさを取り戻したというか、もともと短い方が好きだった。自分を認められたような気がした」。女優としては「20代後半なので、等身大の役をやりたい。恋愛系で、大人の女性の役をやりたいです」と意気込んだ。

現在の恋愛観についても語り「仕事が大好きで集中しちゃうタイプ。今は仕事一直線です」と笑った。