新垣結衣(33)が、CMキャラクターを務めて11年目の明治「メルティーキッス」のCMで初めて“共演者”を迎えた。その共演者とは、新垣とペアルックの衣装を着た、手作りの“メルティベア”。新垣は「特別だよ」と語りかけて1粒、差し出すシーンなどを笑顔で演じた。撮影後、自身にとって特別な時間について聞かれると「日が沈む頃のマジックアワー。あの時間は特別」などと答えた。

新垣は11年10月から毎年、この時期に「メルティーキッス」のCMキャラクターを務めてきた。「もう、すっかり…風物詩ですね。私の中でこの撮影が始まると、冬が来るって思いますし、テレビでCMが流れ始めると『冬が来たなって思う』と周りの人にも言われるので、まさか11年も続くとは思っていませんでした」と感慨深げに振り返った。

今回の新テレビCM「今年も雪のようなくちどけを。編」については「3年ぶりのショコラ、いちご、抹茶のCMということで、久しぶりに原点に戻ったような気持ちにもなりました。カカオが濃くなっているのを、本当にしっかりと感じました。なので、この11年の間に、変わっていく部分と進化していく部分、でも変わらない良さをみなさんにも早く、今年も楽しんでもらいたいなと思っています」と語った。

初の“共演者”となったメルティベアについては「衣装も含めて、全て手作りなんですよね。この衣装もお気づきですか? おそろい。すごいと思いました、クオリティーが。毛並みにも、スタッフさんがこだわっていましたし」と絶賛。その上で「メルティーキッスシリーズの衣装は、ほとんどスタイリストさんがリメークやデザインをして作ってくれているものが多いんですけど、メルティベアの衣装まで作ってしまうとは。今年もクオリティーが素晴らしいな、と思いながら、感激しておりました」と称賛し続けた。

CMの中のセリフにちなみ、特別な時間は? と聞かれると「答えになるか分からないんですが…日が沈む頃のマジックアワーっていうんですか。空の色がどんどん変わっていく時間は、いつ見てもただボーっとしているだけなのに、気持ちが動くというか…あの時間はとても特別な時間だなと思います」と答えた。その上で「空の色が変わっていくだけで何か、いい気分というか、本当にジンワリする気持ち、ただボーっとしているだけでも、有意義なボーっとした時間だったなって思えたりするので、あの時間は特別なんじゃないかなと思います」と笑顔で語った。