小栗旬の兄で演出家の小栗了氏(45)が28日、東京・豊洲のIHIステージアラウンド東京で、演出した舞台「DINO-A-LIVE PREMIUM TIME DIVER」のプレビューイベントに出席した。

ダイナミックで繊細な動きを再現した恐竜たちの「DINO-A-LIVE(ディノアライブ)」による初の舞台作品。全長13メートルをこえる新作ブラキオサウルスなど、15頭以上の恐竜が登場し、恐竜の生態を軸とした生死をかけた物語となっている。

ナレーションを旬が務めていることから了氏は、「僕が弟と仕事をすると、周りからいわれるのがバーター(笑い)。今回は僕の方が先に決まっていました。途中から旬に(ナレーションが)決まったって聞いて、すぐに(旬に)電話して、『(仕事を)受けたの?』っていったら『受けた』って『ありがとう』って始まったんですけど」とやりとりを振り返った。

演出家として旬に指示を出したといい「兄弟にならずにちゃんと仕事になったかなって。俳優小栗旬として来ているので、『すみません、小栗さんもう1回読んでもらっていいですか?』って敬語でできました。僕とするといい経験をさせてもらった」と明かした。

作品については「1回目見て、前半、恐竜も緊張するんだなっていうのが分かった。ちょっといつもより硬かった(笑い)。恐竜が復活しているように見えるようにと思って作ったのでそう感じてもらえれば」と呼び掛けた。