賀集利樹(42)が2日、都内で開催中の東京国際映画祭で行われたジャパニーズ・アニメーション部門特撮特集「仮面ライダーBLACK」トークショーで、撮影中にきつかったことを聞かれ、山梨・富士五湖の西湖で2月の寒い中、泳ぐ羽目になったことだと苦笑混じりで明かした。

この日は、87年「仮面ライダーBLACK 鬼ヶ島へ急行せよ」と09年「劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」が上映され、仮面ライダーディケイドこと門矢士役で同作に主演の井上正大(32)と、仮面ライダーアギトこと津上翔一を演じた賀集利樹が登壇した。

賀集は撮影で大変だったことは? と聞かれても、最初は「(撮影)現場は知らないし、芝居自体、最初の最初のお仕事。大変だとは思わなかった」と語った。ただ「水関係が多い。オープニングは、12月の三浦海岸で水を浴びた。それが最初の仕事」と水を浴びる類いの撮影が多かったと振り返った。

その上で「2月に富士五湖の西湖で泳いだ…フリースを着て沈むんですよ。クロールで泳いで結構、沖の方までいったら…石田(秀範)監督に『戻ってこい』と言われて…戻る体力がない。今は、もう、そんな撮影、ないんじゃないですか?」と笑った。